自分の最大の理解者は、他でもない"自分自身"であるということ。自分を好きになり、自分を認めることができる想いが「あなたらしさ」をもっと育む。



学院長挨拶
カレッジ福岡は、2011年にスタートしました。日本で初めての『福祉型大学』と位置づけ誕生したカレッジですが、その誕生の背景には多くの方々の願いと努力があったと聞いております。障碍があるゆえに、「もっと学びたい」「じっくりゆっくり学びたい」という願いをかなえることができず、悔しい思いをした人たちの数はどれほどのものなのか、また、その思いの深さはどれだけのものなのか、普通に進学の夢を叶えることのできる人には想像に難いものがあることでしょう。しかし、そんな学生達の願いや、彼らに寄り添い支えようという人たちの努力と熱意はカレッジ福岡誕生のエネルギーとなりその設立を後押ししました。私は2014年4月にカレッジ福岡に学院長として赴任し、カレッジ福岡創立の経緯と理念を知りました。永年小学校に勤務し、そのほとんどをいわゆる通常学級担任として過ごしてきた私にとって、それは新鮮で魅力に満ちたものでした。今、ここで支援教員をしている仲間達もおそらく同じ思いでここに居るものと思います。
カレッジ福岡では今、多くの学生たちがそれぞれの「学び」を積み上げています。その取り組み方も取り組む内容も学生それぞれ違います。成功もあれば失敗もあります。けれどもそのすべてが学生達の財産として大切にされるのがカレッジ福岡です。支援教員は、学生たちが自分を大切にするとともに自分の「学び」を大切にしてくれることを願いながら日々授業づくりや教材作成、授業の振り返りに励んでいます。
私たちは、カレッジ福岡が設立されるまでの願いや思いを忘れることなく、学生たちの日々の小さな成長を大きな喜びとしながらカレッジ福岡の理念の具現化をめざしていきます。その取り組みを一人でも多くの方々に知っていただき、カレッジの理念と実践を共有できればうれしく思います。
学院長 志免木 章
学院長 志免木 章


支援教育理念
1.豊かな人生を送ることができるよう、一人一人に必要な能力をはぐくむ。
2.社会や他人と関わるために、お互いの存在を尊重する精神を養う。


支援教育方針
生活体験、社会体験、スポーツ、文化・芸術活動など多くの体験を取り入れ、生きることに必要な能力、人生を楽しむ能力、忍耐・努力する能力などを学ぶ。
授業の中に、学生たちでの話し合いを多く取り入れる。その過程において、個性や自主性の発揮を学ぶとともに、円滑なコミュニケーションの取り方や協調性を習得する。
まずは社会的自立(生活自立、人間関係の構築)、次に、精神的・人格的自立を促す。最終的に就労意欲の形成を目指す。


事務所案内
事業所名 カレッジ福岡
事業所の業務内容 知的、発達障がいのある青年を対象に学びの場を提供し、4年間を通して自立生活や就労に向けた支援を行います。
住所 福岡市東区多の津1丁目9-3
修学年限・定員 修学年限4年(教養課程2年・専門課程2年)
定員…各学年20名
電話 092-611-2225
FAX 092-611-2213
利用時間・営業日 送迎を除き、10:00~15:45が利用時間となります。毎月22~23日間が利用可能です。日曜、祝日は基本的に休業日です。(行事の関係で変更する場合があります。)4週8休制につき、土曜日は利用日と休業日があります。特別休業日(盆休み、正月休み)があります。
利用者負担 障害者総合支援法に定められた額 行事費(実費)を負担していただきます。
※給食費1食230円
入学資格 ・知的しょうがいまたは発達しょうがいが認められる人
・身辺自立ができている人
・自傷他害などの激しい行動しょうがいのない人
・自立訓練(生活訓練)の受給者証を習得している人または取得見込みの人
開設年月日 平成24年4月1日
趣旨・目的 ・学生から社会人へのスムーズな移行を支援する。
・仲間と共に青春を謳歌し、充実した青年期を過ごす場を創造する。
・一人一人の個性や長所を伸ばし、豊かな人生を送る基礎を育成する。
・職業生活、自立生活を送る為のスキル獲得を支援する。
カレッジ福岡 カレッジ福岡は九州で初めての福祉型「大学」として設立され、福岡市内のみならず、九州他県からの利用者も受け入れています。彼らは法人経営のGH等からカレッジに通っています。GHからの通学生、自宅生を問わず、カレッジ支援員は授業だけでなく、生活上の悩み相談や支援も行いながら、より充実したカレッジライフを送っていただけるよう努めています。
カレッジ福岡の取組みが周知されるに従い、学生数も増えています。学生の実態に合わせ、少人数制でのクラス編成をしています。現在、生活技能科1年・生活技能科2年・普通科A・普通科B・3年の5クラス編成で授業を行っていますが、授業内容や行事によっては適時合同授業をしています。全員での活動の際は、共通理解や適切な役割分担の難しさがあるものの、全員でやり遂げた時の喜びを支援員も含め、全員で共有することができます。
学生 学生の人数が多い分、その特性も様々で、性格、課題の種類や大きさ、意欲の高め方も違う為、支援の内容や仕方も違います。学生たちも共に過ごしていく中で、そのことを感じ取っているようで、普段はぞんざいな言葉をかけている学生が、その時の状況を察して助け船を出したり、私達を手伝ってくれることもあります。また、トラブルはあっても、支援員が話をしていくと、相手の学生だけを責めるような考え方ではなく、自らの非も受け入れることができます。学生のことが分かってくればくるほど各々の学生が持つ優しさを感じ取ることができます。
育った環境も年齢も持っている特性も違う学生が数多くいるからこそ育ってきた優しさだと思います。
教員 ずばり、チームワークです。
カレッジ福岡設立当初から在籍している支援員は現在3名のみです。カレッジが次々と開設していく中でカレッジ福岡で学んだ支援員が他カレッジに移っていきます。また、カレッジ福岡は支援員の研修の場ともなっており、今年度だけでも8名の支援員がここで研修しました。短期間、長期間を問わず、同じ仲間として日々の支援にあたるために、研修員を迎える際には在職職員が積極的に声をかけ、授業を公開し、共に活動します。忙しい中、新たなことを伝えることは大変です。けれども、カレッジ福岡で活動するメンバーは常に一つのチームである、という気持ちを持って頑張っています。
忙しい日々の中にもカレッジ福岡には笑いがあります。チームワークあればこその笑顔です。